#医療介護の現場の方々へ、気持ちを届けます

100本の応援メッセージ

100本の応援メッセージを達成しました!

ブルーリングプロジェクトは、ご協力いただいた皆様のおかげで、100本の応援メッセージを達成しました。

なぜ【ブルーリングプロジェクト】を立ち上げたのか

ブルーリングプロジェクト事務局
看護師 横山 英理子です 

私がこのサイトを立ち上げることを決めたきっかけは、自分にとって身近な存在である医療介護従事者が自分の思いとは裏腹にcovid-19の渦に巻き込まれ、とても辛い立場にいることを知ったことです。

看護師のお子さんが保育園で隔離される、公園で「看護師は来ないで」と心無い言葉を投げられる。家族からも出勤を止められる医療者もいますし、家族と離れて生活することを余儀なくされる医療者もいます。

そんな中、昔お世話になった病院が風評被害にあい、看護部長が「看護師がみな踏ん張ってくれているから病院が回っている」。そして「コロナのことで誹謗する人は何も知らないだけだから、怒りも無い。ただ頑張ってくれる職員を守りたい」と涙ながらに語る姿を見ました。

仲間を想いながらも、誹謗した中には病院の患者さんもいるかもしれないと恨み言も言わなかった姿に感動しました。看護師らしい姿だとも思いました。

私自身も医療従事者(看護師)の端くれとして、その痛みを想像するだけで心が苦しくなりました。そして、何か行動を起こさずにはいられなかったのです。

そうだ、現場へのエールを集めてみよう!

私自身、現在は臨床現場を離れていますが、自分で立ち上げた事業も看護師など医療従事者と関連がある事業です。そんな「今、医療現場にいない私」ができること、それは少しでも多くの医療者に、そして同じく誰かをまもるべき人たちである介護・福祉の現場の方々に温かいメッセージを送り続けること、そう考えてこのサイトを立ち上げることを決めました。

医療者に心無い言葉を投げる人は、きっとほんの一握り。多くの人はみな、医療現場がは大変なことをきっと分かっている。でも、現場で必死になっている時はそこまで気は回らない。世間の人たちからの温かいメッセージで、ほんの一瞬でも医療者の張りつめた気持ちを和らげることができたら…。そんな思いを抱えて奔走してみると、ご後援やご支援をいただく団体の方たちとつながることができました。そして、この取り組みに賛同し、協力していただけるメンバーも集まりました。

「現場で頑張る方々へ、ありがとう というエールを贈りたい!まずは、100本を目指そう!」これを目標に、ここまで無我夢中で走り続けてきました。

ふと立ち止まってみると…

ご賛同頂き、お寄せ頂いた皆さんの応援メッセージは本当にありがたく、実際に集まったタイトルを並べてみるだけでも、感動して涙がこぼれる程です。本当にみなさん、温かいメッセージをありがとうございます!!

そして、当初の目標だった「100本の応援メッセージ」をサイト開設1ヶ月も経たないうちに達成することができました。そして、私の中に湧き上がったものがありました。

…もっと現場の皆さんにできることはないのだろうか。

「もう一つの道」についても考え始めていました。

みなさんからの応援メッセージは、本当にありがたい!「頑張って!」という言葉は、「よし、もうちょっと頑張ろう!」と鋭気を奮い立たせる言葉です。でも、ふと立ち止まって考えたとき「すでに自分のキャパシティを超えてまで頑張っている人たちに、ただ『頑張って!』というだけで良いのだろうか。そもそも自分も医療者の端くれだ。もっと、医療者を根底から支えることはできないのだろうか」という想いに至りました。それが、次のステップつながるきっかけとなりました。

当サイトの中に、「医療介護の現場の声」というコンテンツがあります。これは、私がこれまでの活動の中で知り合ったNPO法人【まもるをまもる】様から、許可をいただいてお借りしているコンテンツです。

2020年4月、【まもるをまもる】では「コロナ対策ニーズソン」というイベントを開催されました。その時に集まった「医療現場の生の声」がこちらです。このイベントには私も参加させていただきましたが、医療者として想像はしていたものの、最前線で働く医療者の本当のニーズや気持ちを目の当たりにした瞬間、「目からウロコ」な瞬間でした。

そこで私も考えました。そうだ、ここからは道を二つに分けよう、と。

二つの道、どちらも医療者を支える【大事な道】にしたい

まず一つめの道は、情報を発信し続けることです。みなさまからの応援メールは引き続き受付け、「医療者へのエール」として贈り続けます。それに呼応する形で、「医療現場の声」も届けることで、双方向での情報発信につなげていきます。

そしてもう一つの道は、具体的な支援を実装する、です。現場の皆様のメンタルケアを、専門カウンセラーさんとともに初めていきます。もう一つは「医療現場に必要なものを届ける」ことです。

現在、Facebookの方で「コロナ支援・医療介護福祉物品情報」というグループを立ち上げています。人が人を呼び、現在は1,000名を超える大きなグループとなりました。情報をここで集約し、感染症対策の専門家が情報の評価をするサイト「ACT AGAINST COVIDー19」に繋ぎます。物資を届けることは、NPOまもるをまもる さんにお力添えいただいております。

これらのグループの集まりは「皆、医療関係者自身が発起人となっていて動いている」ということです。

Covid-19との戦いは年単位――。そんな言葉も聞かれるようになりました。

現場の声を届け、そして支援していく。
同じ仲間たちを想う気持ちが私たちの原動力となって、これからも活動していきます。

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